【静香side】 祐斗がすぐに私を避けたとわかった。 桜さんが予備校に通う限り関わることになるから気にしなかった。 そして私は祐樹とお買い物中偶然街で祐斗と桜さんが腕を組んで楽しそうに歩いてるのを見た。 これは私にとってチャンス? 人ごみの中祐樹を引っ張り2人を見失わないように追っかける。 『ママ、痛いっ。』 気付かないうちに祐樹の手を力強く引っ張っていた。 『あっ、ごめん。桜姉ちゃんがいたから…。』