たまに祐斗を呼びだしたりするんだ。 あたしたちが付き合うきっかけになったあの教室で。 『祐斗、あたしのこと好き?』 祐斗は顔を真っ赤にする。 『バカか、ここ学校だぞ。生徒に見られたらどうすんだよ。』 『言ってくれないんだ?』 少しすねて見た。