『麻生さんお疲れさまでした。これからも頑張って立派な教師になって下さい。』 祐斗からは一本のペンと小さなメモ用紙が渡された。 (お疲れさま。素敵な授業だったよ) 最高の誉め言葉に涙が止まらなかった。 みんなの前で泣きすぎて吉田くんが来た。