「あっそうだ!!」 愛莉亜は何かを思い出したように中に入っていった。 しばらくすると お皿とフォークと箱を持って戻ってきた。 「あのね… 今日クリスマスだからケーキ焼いたの。 プレゼントの代わりにと思って。」 そう言い持ってきたものをおいて、ぱたぱたとまた中に戻る。 忘れ物かよ。 慌ただしいやつ。