健は顔をしかめながら、 「何人?」 と、言う。 「たぶん7人。」 「ふーん。 ならいいって言っとけ。 俺のことは黙ってていいから。」 「わ、わかった。」 健にどんな考えがあるかわからないけど、 「いいよ。来ても。」 信じるしかないよね。 『ほんとに? じゃあ24日にみんなであーちゃんの家に行くね。 ちなみに泊まる予定だから〜 じゃあね〜!』 お母さんは言うだけ言って切った。