学校に行くと琉菜ちゃんは欠席。 「昨日は悪かったよ、愛莉亜ちゃん。」 斉くんはあたしに謝ってきた。 だけどもう昨日みたいな思いはしないように一言、言わなきゃ。 あたしはすぅっと息を吸い、 「ほんとに悪いと思うなら、今後一切あたしに関わらないでください。」 そう言う。 斉くんの目は点 それだけ見てあたしは席に着いた。 「よく言ったじゃん。」 健は笑いながらそう言った。