教室には俺等のカバンと斉がいた。 斉は肩肘をつき暇そうに誰かを待っていた。 「何してんだよ?」 「別に〜 琉菜ちん待ってるだけ〜」 はっきり言って俺はこいつが嫌い。 【パートナー狩り】 とも言われるほど気に入った他の奴のパートナーをおとし、自分のパートナーにする。 そんな卑怯な奴だから。 だから愛莉亜もこいつと話さないように遠ざけた。