健は あたしの気が済むまで 抱き締めていてくれた。 「ありがと…」 そう言うと健は少し照れくさそうに笑っていた。 のも束の間 「あーあ。 さっきので3回目になっちゃったじゃんか〜 どうしてくれんだよ、愛莉亜。」 悪魔に戻った… のかな? てか、あなたが勝手にやったんじゃん!! あたしはドアを開け 「しらないもーん!」 そう言って走った。 気分的に屋上に行こう。 そう思ったから。