永瀬さんは、私の声に振り返ると、 『おとなしくしてなきゃダメだと言ったはずですよ』 そう言うと、私の頭に手をポンポンと置いた。 さすがにこれは… 「あの…これでも私、あなたよりは年上なんですから…子供扱いしないでください。」 私のムッとした様子に永瀬さんは動じることなく、 『それって、大人扱いして欲しいってこと?』 言い終わらないうちに永瀬さんに抱きしめられ、唇を塞がれた。