何度でも Lovin' you!~season 1~




『あー、だいぶ楽になりました、ありがとうございます』


良平くんは自力で起き上がることができるようになった。


『もう大丈夫みたいね…野島もよく頑張ったわ、お疲れ様!』


洋子主任も安堵の表情を見せた。





やがて、ドヤドヤとホスト達がスタッフルームに戻って来た。


時計はもう12時を回っていた。


閉店か…


『良平くんも元気になったことだし、我々はそろそろずらかるとしますかね?』


「はい」


私と洋子主任が帰ろうとすると、オーナーと永瀬さんが戻って来た。