パーティーが終わって、ひとりひとりに感謝の気持ちを伝え、私と勇輝はマンションに戻ってきた。 ほろ酔い気分の私は、まだパーティーの余韻に浸っていた。 「今日は本当にありがとう。今まで生きてきた中で最高の誕生日だった。」 勇輝はどういたしましてと言いながら笑顔で頷いた。 「いっぱい泡立てたから、お風呂に入って筋肉ほぐしておかないと明日は筋肉痛だよ。それじゃ、おやすみなさい。」 そう言って、部屋に入ってドアを閉めようとすると、 バンッ!!! 勇輝がドアを押さえ、中に入ってきた。