『うぉっ!すげーケーキ!!! これって本当に勇輝さんが作ったんですか?』 勇輝が作ったケーキは、ホストのみんなにいつの間にか箱を開けられて、今にも食べられそうな勢いだった。 『おいっ!お前ら勝手に開けやがって…そうだよ、優季に手伝ってもらって俺が作ったんだよ!!! まだ食べるんじゃねぇぞ!!!』 得意気に胸を張る勇輝に、ホスト達がヒューヒューと冷やかしの声を浴びせた。 でも、勇輝はそんなことされても全然へっちゃらだし… やだっ、私の方が恥ずかしくなっちゃうじゃない…。