私は、ここにいるべきじゃない… そう気づいた時にはソファーから立ち上がっていた。 「私は、いついかなる時でも看護師なんです…それしかできませんから… 飲むなら…私のいない所で飲んでください!」 そう言うと、バッグを掴み、店の外に向かって走り出した。 『待って!待ってよ優ちゃーん!』 永瀬さんが追いかけてきて、私の腕を掴んだ。 『ごめん! 俺が飲んだばっかりに気を悪くさせちゃって… 頼むから戻って!約束する!先生からOKが出るまでは絶対飲まないって』