「洋子主任、私夕べから一睡もしていないし、明日は日勤なんですよー! お願いですから帰してください。」 こんなことを言っても、無駄であることはわかっていたけれど… 『勇輝、アンタはお客さんのところに遅れたお詫びに行ってきなさい。 私は野島とふたりで話をしたいから。 ところで、透!アンタはこんなところで油売ってる場合じゃないでしょ? 仕事しろ!仕事!!!』 そう言って、洋子主任はテーブルから勇輝と透オーナーを追い払った。