そうだ!!!
私は女性のところに行き、
「すみません、赤ちゃんの紙オムツをお持ちでしたら、2、3枚譲っていただけますか?
破水の処置に使いたいんです。」
女性は快諾し、大きなマザーバッグから子供が使うだけのオムツを1枚残し、大量の紙オムツを提供してくれた。
あと、処置をするのと、体を冷やさないためにと、車からバスタオルを持って来てくれた。
私は彼女にお礼を言うと、加藤さんのところに戻った。
加藤さんの体には紳士物のスーツの上着がかけられていた。
「勇輝、あなた、仕事は……?彼女どうしたの?」
メニュー