何度でも Lovin' you!~season 1~




「待って!」


頭から出血していたし、もし打っていたら、きちんと検査しないと取り返しのつかないことになるのに…


にしても、当て逃げじゃないさ!!!











『うっ!……くっ!……』


妊婦が急にお腹を押さえて苦しそうに呻き声を上げ出した。


妊婦の足に透明な液体が伝っていた。


破水したのかも…


急がないと、危ない…


私達の周りを野次馬が取り囲んだ。


『優季!何があったんだ?』


勇輝が野次馬をかきわけて私のところに来た。