ふわっ… 真人は私を軽々と抱き上げ、ベッドルームのドアを開けた。 ベッドの上に静かに下ろし、優しく包み込むように抱きしめると、 『後悔してない?』 真人に見つめられ、私は小さく頷いた。 『俺が優季の最初で最後の男になるから…』 照れたように笑う真人に、 「最初はわかるけど、最後って…?」 疑問を投げかけると、 『優季はもう俺のもの、他の男には絶対渡さないから…』 私をベッドに横たえ、貪るようなキスの音と甘い吐息だけが部屋の中に聞こえた。 甘い甘いふたりだけの時間…