何度でも Lovin' you!~season 1~




長身の先生を見上げた。


目が合っただけで、体がカァッと熱くなるくらい恥ずかしい。


でも、


もう後悔したくない。


「はい…」


短く答えて先生に笑顔を見せた。




ぎゅっ!


先生は私の背中に腕を回すと、


『良かった…』


安心したように言うと、強く抱きしめた。


私は先生の胸に顔を埋め、目を閉じた。


トクントクン…


先生の胸の鼓動が心地いい…


『俺、お前に肝心なこと言い忘れてた…』


先生は体を離すと、私の視線を捉えた。


その真剣な眼差しは私を離すことはなかった。