嘘… 「何でそんな意地悪するんですか? これからそっちに行きますから、場所教えてください!」 先輩は間髪入れず言い放った。 《教えない!!! それよりあんた、やることがあるんじゃないの?》 えっ!? 先輩の声のトーンが変わった。 《あんた達がなかなか煮え切らないから、私と美也子でお膳立てしたのがわからないの? これがラストチャンス!!もうこれ以上はないから…頑張れ!!!Good luck!!!》 ブツッ、プープープー… 切れちゃった… ど、どうしよう…。