何度でも Lovin' you!~season 1~




あぁぁぁぁ!!!


誰か、助けてぇぇぇ!!!


もうすっかり私は、ヘビに睨まれたカエル、オオカミの群れに置き去りにされた子ヒツジのようだった…。


『言うの?言わないの?』


妖しい笑みを浮かべるあいつの言うがままに…


「ゆ、勇輝…」


くっ、悔しい!!!!


あんな年下男に負けるなんて…


私とは対照的に、あいつは嬉しそうな顔をして、


『よろしい!じゃ、ご褒美…』


そう言うと、あいつの顔が近づいて来た。


さすがに私だって、同じ手に何度も引っかからない。


あんまり調子に乗るんじゃないわよ!!!!