食べ終わると、良平くんを始めとした若手ホストの面々が、『せめてものお礼』と言って、後片付けをしてくれて、 しかも、シンクまでピカピカにしていってくれた。 『野島さん、ごちそうさまでしたー! 勇輝さん、失礼します』 『おう、お疲れ!みんなありがとな!』 ホスト達は上機嫌で帰って行った。 行ったけど… 「あなたはいつまでいるつもりなの?」 リビングのカーペットでゴロゴロと寝転ぶあいつ。 『優季、そんなに冷たくしなくたって…俺達、キスした仲だろ?』