「ちょっと待って!今何人いるの?」 思わず聞いてしまった。 『え…!?今は、俺入れて5人だけど?』 ご飯が足りないな。 「あと1時間、ううん、30分待ってくれる? カレー作り過ぎちゃったの!急いでご飯炊くから、それまでに片付けて来なさいよ」 私の言葉に、あいつは目を輝かせて、 『えぇっ!?まじで!? よぉぉぉし、もうひと頑張りだ!!!行くぞ、良平!!!』 『はいっ!』 あいつが良平くんと部屋に戻ると、『やったー!』と拍手と歓声が上がった。