まず、俺が、藍斗に質問をぶつけたら、
話を聞いている限りでは、明らかに重い話なのに、
意図的にか、わざと明るい口調で話してくれた。
俺が、藍斗に聞いた事っていうのは、藍斗の過去に
ついてだ。
まぁ、俺の場合は、捨て子で、街中を、食料を求めて
ふらふらと彷徨っていたら、気が付いたら、アジトに
辿り着いていて、総統やその場にいた他のメンバーから
手厚い介抱を受けて、俺は、ここで生きていこうって
決意した、・・・・・・・っていう、ふざけた話なんだけどな。
どんな事情があったのか、・・・・・・まぁ、こんな所に来るからには、
そんな簡単な理由じゃないだろう。
純粋に、興味が湧いたんだ。
藍斗は、一瞬眉を顰めたが、すぐに表情を元に戻して、
話し始めた。










































・・・・・・・・・・・・途中までは、な。