君は僕を見つけると走ってきた。

俺は君を優しく抱きしめ、キスをした。

「ごめん。遅くなった。」

「うんん。待っていたよ。

ずっと待っていた。」

「ありがとう。待っていてくれて。

心配した。俺の事要らないと

言われるかと思った。」

「言わないよ。私の居場所は

あなたの隣だけ。」

「そうだな。俺の隣は

お前しかだめだからな。」

「向こうで浮気した?」

「ばか。お前こそ浮気

していたんだろう」と

お互いに言い争っていた。