高校生の恋は京都にある祖父の家を訪れる。
そこで、祖父に「恋!幕末へ行ってこい!」と言われ幕末へ…かの有名な新撰組の屯所に保護され、恋の不思議な生活が始まる
最初は戸惑っていた恋だが次第に楽しい仲間に囲まれ、土方と恋人となり幕末での生活が楽しくいつしか尊いものになっていた。
しかし、運命とは実に残酷なものである。
戊辰戦争が始まり近藤が斬首され
恋は蝦夷で未だ戦の指揮を執る土方の元へ…しかし最愛の土方までも銃に撃たれこの世を去った。
土方は朦朧とする意識の中恋に
元の時代で待っていろ。必ず迎えに行く。
そう約束をし瞳を閉じた。
その約束を胸に現代へ戻り東京の高校を卒業すると京都の大学へ進学。
そして、ついに転生した土方と再会
過去と現代。けして交わることの無い二つの点が一本の線になる。
時代を経て恋はたくさんの事を学び、最愛の人を見つけ、また新しい物語が始まった。