翌朝…

まだ6時だけど、起きてしまったから一人で外を見ていた。
すると吉田先生が起きた。

「おはようございます」

「おはよう」


まだ眠そうにしながら、起き上がった先生は…なんだか猫みたいだ。

猫?んー…男に、猫はないかな…


まぁ、いいや。
可愛いってことで。
「早いね、宮沢さん」

「なんだか…寝れなくて」


そう言うと、先生が後ろから抱きしめてきた。


「皆が起きるまで…」

ぎゅっと抱きしめられた瞬間…皆が一斉に起きだした。


ぱっと離れて先生は、皆をちゃんと起きるように揺さぶっていた。