「宮沢さん、私を案内してくれる?」


「いいよ」



一緒に歩きながら、色々と説明をしていた。



しばらくして、安達さんが言った。



「要…とは、どんな関係?」


「…友達?」


疑問形にしちゃった。
まぁ、友達だね。




「じゃ、私が奪っても…」


「どーぞ。でも、部活だけは、一緒にやらせてもらうけど」




ア然とした顔で、自分を見た。



…おかしいこと言った?



「……頭痛くなった」