「なぁに、固まって見てんの!…ねぇ、貴志さん!」


「そーだ!飲も!」


貴志さんは、ワインを持って三人に言った。



「いや…吉田、俺…帰る!」


「じゃ、俺も…」


要と木田先生が、そう言ってダッシュで帰って行った。



「見捨てないで!!」

吉田先生が、二人を引き止めるけど…二人は、既にいない。