「朋子、大丈夫?」



授業中、朋子に話しかける。



私が手紙の犯人だとばれてないか、
ドキドキ心臓を鳴らしながら....



「....咲月....」



振り向いた朋子は、何とも複雑そうな
顔をしながら、そう呟いた。



咲月はこんなにドキドキしたことなんてない....と思った。


今日は晴れだったのに、
夕方には夕立を来ることを誰も知らなかった。

第7章:おわり