「うわぁ~!!やっぱり大きいね!!!」


さっきまでのヘコんでいたとは思えないほどに青空は目をキラキラさせながら見上げていた。


シュヴァルツバルトの機体はウィーンデリスの近くにある飛行場に着陸していた、外に出て久し振りの地面の感触に感動しつつ、青空は今まで自分が乗っていた飛行機を見上げて興奮しながら声を上げて更に感動していた。

空母と言うべきか、もうとにかく大きく見上げても全然天辺が見えない。

黒いフォルムんした機体は所々に砲身が見えアンテナの様な物が見える。

「おらさっさと行くぞ」

感動している青空の頭をこずいてリオンは見慣れた飛行機が泊まっている飛行場を後にした。