君の中で僕は眠る


得体の知れない心地悪さに目を覚まし、
ベッドの脇にある時計に目をやる。

シャープな針はきっかり6時を指し示している。

1時間も早く起きてしまった。

自分の不規則な生活からするとこんなことは少なくない。

昔から睡眠に重きを置くことはなかったし、
まあ3時間寝れればいいほうだ。

だるい体を起こし、枕元の黒縁眼鏡をかける。

驚いた。

人型にくぼんだシーツがその部分だけ変色していた。

僕の汗が作った僕。

そんなに寝つきが悪い夜ではなかったし、
そもそもこの部屋には空調が完備されている。