―――… ぜー…はー…ぜー…はー…… 教室から美知琉に引っ張られ全力疾走。 息が乱れて荒くなり肩で大きく吸って整えながら俺は屋上に倒れ込んだ。 「郁依!パンツ見えるから座ってよ!」 俺から離れた所の策で俺に背中を向けながら言った。 …何、怒ってんだ? まぁスカートで横になったのは申し訳なかったけど…。 「早く起きろっ!!」 「はっ、はい!」 シュタッとその場に正座をする俺。 男になってる彼女を怒らせるといつもの数倍怖いです。 自分に怒られるなんてな…。 .