悲しいけど、嫌われてるっていう現実から目を背けずに、隆哉に“もう行って”と言ったのに、隆哉わいつまでたっても動いてくれない。 「隆哉?」 あたしが下を向いたまま、名前をよぶと隆哉わ、 「なつみ、なんか勘違いしてるって。 俺わ、友達以上になりたいって言ったの!!」 …… 「えっ?」 すごい勢いで顔をあげると、 そこにわ… 顔を真っ赤にして笑ってる隆哉がいた。 もしかしてあたし… 隆哉に告白されたの!?