最近は あいつのこと避けてた。 何か会うのって 凄く気まずいじゃん。 「杏…」 声の方に目を向けると 紫苑がいた。 紫苑とは あの日以来話していなかった。 「この前はゴメン。 あたし… 蒼くんのことになったら 自分が自分で操作できなくなって…」 紫苑は 申し訳なさそうに 頭を下げた。 「別にいいよ」 あたしは もうそんなことは どうでも良かった。 友達なんて 好きなひとなんて もういらなかった。