そんなあるとき





事件が起きた。





浩チャンが順二の仲間数人にボコボコにされた。





本当はそれが初めてじゃなかったらしい・・・





浩チャンは今までにも色々嫌がらせを受けていたみたいだった。






でも、浩チャンはずっとあたしに黙ってた。





そのときほど、





自分を責めたことは無かった。





どうして気付かなかったんだろう?って






そしてあたしは順二が許せなかった。