「パパ&RIKU」って。








「そ、そんなに泣かないでよ・・・」








お父さんに泣かれちゃうとあたしまで涙出てきそうになっちゃうじゃん。










「もうほらほら二人とも泣かないの。


折角初美が作ったんだから温かいうちに食べちゃいましょ。」









見かねたお母さんがあたし達に言う。









「うん。」








夕ご飯は、お母さんばかりしゃべっていた。









お父さんはほとんどしゃべらなかった。