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「シン」
名前を呼ぶ声と、肌寒さで目がさめた。
重いまぶたをこじ開けると、部屋のドアにもたれた兄貴が、あきれ顔で見下ろしていた。
俺は寝ぼけたままあたりを見回す。
床に転がったビールの空き缶。
つけっぱなしのテレビ。
そして上半身裸で、ベッドに横になっている自分。
さっきまで一緒に飲んでいたはずの女の子は、もういなかった。
……そっか。俺、ヤリかけて途中で寝ちまったんだ。
きっと彼女、相当怒って帰っただろうな。
その様子を想像すると、飲みすぎてガンガンする頭がよけいに痛んだ。
「シン。友達来てるぞ」
「……ん」
俺が生返事して起き上がると、兄貴は部屋から出て行った。
入れ替わりで入って来たのは、アキだった。
「よぉ」
「……めずらしいじゃん、アキ」
こいつが自分から顔を出すなんて、めったにないことだ。
俺は少し驚きながら、脱ぎ散らかしていた服を着た。
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「シン」
名前を呼ぶ声と、肌寒さで目がさめた。
重いまぶたをこじ開けると、部屋のドアにもたれた兄貴が、あきれ顔で見下ろしていた。
俺は寝ぼけたままあたりを見回す。
床に転がったビールの空き缶。
つけっぱなしのテレビ。
そして上半身裸で、ベッドに横になっている自分。
さっきまで一緒に飲んでいたはずの女の子は、もういなかった。
……そっか。俺、ヤリかけて途中で寝ちまったんだ。
きっと彼女、相当怒って帰っただろうな。
その様子を想像すると、飲みすぎてガンガンする頭がよけいに痛んだ。
「シン。友達来てるぞ」
「……ん」
俺が生返事して起き上がると、兄貴は部屋から出て行った。
入れ替わりで入って来たのは、アキだった。
「よぉ」
「……めずらしいじゃん、アキ」
こいつが自分から顔を出すなんて、めったにないことだ。
俺は少し驚きながら、脱ぎ散らかしていた服を着た。



