怪我から1ヶ月。 「だいぶよくなってきたな」 「ほんと?」 「ああ。そろそろ次の仕事の準備を始めてもいいかもしれん。千夏はあと2ヶ月は無理だが、大貴には準備させておいてもいい頃だろう」 週に1度の通院。 どうやらかなりよくなっているらしい。 診察のあとは、あたしとおばあちゃん、大貴とおじいちゃんで話をするのが恒例になっていた。