おばあちゃんは花壇や鉢植えの手入れをしていた。 怪我をしてここへ来たとき咲いていたエンゼルランプはそこに確かにあるけれど、もう咲いてはいなかった。 「雨が降りそうだから中に入ろうか」 あたしに気付くと、おばあちゃんは振り向いてそう言った。