あたしはソファに近付くと制服を手にとって十星に投げつけた。 「制服はハンガーに掛ける!!」 「え」 十星は投げた制服を受け取ることなく、避けていた。 「常識なの。しわになるの!」 「いや~別に俺は気にしな」 ばふっ 顔面直撃。 今度は外さなかった。 クッションだけど。 「……掛けてくるよ」 「そうしてください」 十星が寝室らしき部屋に入って行くのを見送る。 あたしはゴミ袋を広げ、リビングにあるゴミらしきものをどんどん放り込んでいった。