305号室の前に立った。 ここで間違いないはず。 一度ここから出てくるところを見かけたから……たぶん。 呼鈴を鳴らす。 少しすると高瀬君がドアを開けた。 「いらっしゃい」 にっこり、ではなく無表情。 やはり今日はぶっきらぼうだ。 「どうぞ」 あたしは高瀬君と部屋に入って行った。