「顔赤い?」 また顔を近付けてきた。 「や、やめてよ!」 さすがに、もっと後ずさる。 「え、もしかして王子様とまだしてないの?」 「うるさい!」 「3年間同じ部屋で暮らしててそれすらまだって……」 「黙ってよ!!」 後ずさるあたしに四つん這いで迫ってくる。 「女として見られてないんじゃない?」 次の瞬間。 あたしを支えていた左手は行き場を失い、あたしはベッドの下へ頭から落ちそうになった。