「よし、完璧!」 時計を見ると6時25分。 「そろそろ出るからな。」 翔はすでに玄関にいた。 「今行くから待って~」 「はやくしろ。」 私は急いで翔の元へ行った。 「じゃあ行くか。」 翔は私の荷物を持ってくれた。 それと同時に私と手を繋いだ。 「翔、重くない?」 「重いわけねーだろ。 行くぞ。」 「ありがと。」 「あぁ。」 私たちは駅に向かった。 「ふー。やっと座れた。」 私たちはロマンスカーに乗っていた。 「楽しみだね!翔!」 「あぁ」