「そんな愛斗だけど
上級生のおね~さまにはかなり気に入られてて…

いつも横に連れてるのは勘違いしてそ~な
ケバ系の先輩ばっか


でも…同いで一人だけ
愛斗に近づく
怖いもの知らずな子が
いたんだけど…


ある日突然学校
来なくなったんだあ…」


そう言って
うつむいて口を閉ざす


「えー…とよく
わかんないんだけど」


「…来れなくなった
って方が正解かな

人気のない公園のトイレでボッコボコにされて
来れなくなった…」


こわ…

背中がぞくっと
寒くなる