もし…?


その言葉を遮るように鳴った携帯を手に、彼は
慌てて廊下に出る

















もし…の先を


素直に聞けるまでには
どのくらいの時間が
必要だったんだろう


あなたは…


いつも真っ直ぐに私の
事を見ててくれてたよね


あなたに会えて
良かったと笑える日まで


本当に長かったな…