「どうもすみません…」


「いいのよ~
気にしないで」


今私は優羽吾くんの
お母さんの車に乗ってる


あの後優羽吾くんがお店の人気スィーツを持ってきてくれて、二人でお茶飲んで喋って、楽しい
時間をゆっくり過ごし


そんな遅い時間でもないんだけど、私を心配して近くまで車で送って
くれることになった


優羽吾くん、来月のコンテストの試作品を作るからと車には乗らなかったんだ…だから今はあまり話したことない優羽吾くんのお母さんと二人きり


「みうちゃん、本当に大丈夫?うちの前で倒れてたって従業員の子から
聞いた時には本当びっくりしたんだから」


「はい…すみません」


「ふふっ謝ってばっかりね…でも優羽吾と仲良くしてくれてありがと
みうちゃん」