「えっ、そんなぁ…
一人って危なくない?」


「ハッキリ言って足手まといだから」


ぐっ…ここまで
連れて来てそれは
ないんじゃない?


「あいつら、自分たちはアパレルで働いてるとかって偽って、店に連れて行くつってこういう場所に客連れこんでるらしい


中では貴金属とかのバイヤーが待ち構えてて、言葉巧みに商品を売るってからくり」


愛斗くんそんなこと
やってたんだ…


「廉太郎くん何で
そんなに詳しいの?」


「あぁ、うちの母親がひっかかったから」


「えぇっ!!ふがっ…」


大きい声出したもんだから、また廉太郎くんに口を塞がれる


「あ~お前といるとイライラする…オレたち合わねーな、やべぇ相談する相手間違えた」


イライラするって言う割には笑顔なんですけど…