一瞬…目を疑った


私夢見てる!?
何でここにいるの!?


私のまん前で腕組みしている、凛とした女性…


それはまーちゃんだった


何かいつも神出鬼没なんですけど!しかもどーして私を試すようなこと
するわけ?


目をぱちくりしてる私を見て、フンと鼻をならす


「あんたさぁ…自分の立場分かってる?せっかく送ってくれてんだから最後まで送ってもらいなよ


門曲がったらーって、もしこういう目にあったら意味ないじゃない」


そ、それはそうだけど…でも私だって毎日誰かに送ってもらえるわけ
じゃないし


今日はたまたまリュウさんが送ってくれただけ


しかも遅いといえど
まだ21時だよ…