カナちゃんの話や見た目からリュウさんて怖い感じの人だと思ってたけど


笑うととっても
優しそうな顔になる


愛斗くん、話をはぐらかすようにリュウさんの手にしている袋を指差した


「それオレへの土産っスか?いや~ありがたい!


こんな所に閉じ込められて明日までどうやって過ごそうか困ってた…」


「愛斗…本当に今日は
悪かった!!」


リュウさんが突然
その場に膝をつく


「…やめて下さいよ
リュウさんにそこまでされるとこっちが困る」


愛斗くん、穏やかにリュウさんを見下ろすと
冷ややかに続けた