「バーカ、そーいうん
じゃねーよ…リュウさん今から来るはずだから…送ってもらえな」


「リュウさん
ここに来るの?」


「オレに謝りてーって
リュウさんが謝る姿なんかめったに見れねーからみうにも見せてやろ
ーと思って」


楽しそうに笑って、ベッドにゴロッと横になる


…さっきの話
もう忘れちゃったのかな


愛斗くんが話したくないなら私が突っ込んで聞くのも気がひける


「えっ…何?」


寝転がったままの愛斗くんに突然手を握られる


「…みう」


あまりに突然のことで
身動きできなく
なってしまう


「オレ今の生活
抜け出せねーやぁ…」


ぽつりと愛斗くんが呟く